rockpine

Q&A規則16.4確認のために球を拾い上げることについて

ゴルフルールの16-4が理解できません。どうでもいいことを言っているのか。大事なことが隠れているのでしょうか。
マチさん
ご質問ありがとうございます!
昨年までの規則では、グリーン上以外のインプレーの球を拾い上げることができるのは、
・救済を受ける時
・球の確認をする時
・他のプレーヤーの援助や妨げになる時
でした。しかし規則裁定集の中で、救済を受けられるかどうか確認のために球を拾い上げることは認められる、といった内容のものがありました。つまり昨年までは規則の条項にはありませんでしたが認められていたことで、それが今年の改正で規則の中に取り入れられた、といったところかと思います。具体的な例を挙げてみますと・・・。
球がカート道のすぐ横の芝の上に止まったとします。カート道が古ければ芝がカート道の上にまで伸びてきていることもあります。その場合、球のすぐ下はカート道かも知れず、そのままプレーすればクラブがカート道に当たる可能性もあります。このような場合は当然救済を受けられることになるのですが、見た目に分からない場合、球を拾い上げて確認することができる、というものです。カート道に限らずスプリンクラーや排水溝のすぐ近くに止まった場合も同様です。ちなみに、このような場合はライを改善するようなことがなければティーなどを刺して下に障害物があるかないかを確認しても問題ありません。
規則16.2「危険な動物の状態」も同じで、昨年までも考え方としては認められていましたが、今年の改正で規則の中に取りいれられたものの一つです。
2019.07.31回答 Mr.golfbaka
ページトップへ戻る