rockpine

Q&A旗竿に付き添っている人が故意に抜かなかったが、うっかり抜かなかったで通るか?

2019年からの新ルールの旗竿に関する質問です。
「旗竿を抜くか、アテンドして貰い抜く」を選定してプレーした場合に、思いの他強い球等が出て旗竿を抜かない方が有利と思って旗竿を抜かなかった場合は一般の罰となるのでしょうか? 故意ですから罰と思われますが、うっかりで抜かなかったで通るのでしょうか?
森勇さん
ご質問ありがとうございます!
ご質問のケースでは、故意でもうっかり(偶然)でも結果的に球が当たらなければ罰無しですが、球が当たった場合として考えた方が良いですね。その場合、故意であれば13.2b(2)で定めているように一般の罰(ストロークプレーでは2罰打)を受けます。罰を受けるのは旗竿を故意に抜かなかった人です。偶然であれば罰を受けないことになります。では、故意でやったのにうっかりで通るか、ということですが、当然それはダメと考えるのが基本で、よほど特殊な状況でない限り、うっかりミスはおきない前提で考えた方が良いと思います。そうでなければ、ゴルフ規則が期待している「プレーヤーの誠実さ」に反し、言った者勝ちのような状況が頻発してしまいます。例えば、プライベートゴルフであれば、会話が弾んでしまって球を見ていなかった、とか、徹夜でプレーに来ていて眠気が限界でうとうとしてしまった、とか色々ありそうですが、競技であれば、集中してやるでしょうから、「ただ旗竿を抜かった」からと言ってうっかりミスを認めるべきではないと思います。旗竿を持っている時に近くで「ファー」の声が聞こえたから頭を守っていたら球を見ることができなかった、など致し方ないと考えられる状況であったのなら、「偶然」として扱うこともできると思います。
2019.01.29回答 Mr.golfbaka
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