rockpine

Q&A旗竿に付き添っていた人が故意に抜かない場合

いつも参考にさせて頂いています。掲載の「Q&A」の内容から、その旗竿の処置は判りましたが再度旗竿についてのご意見をお聞かせ下さい。
ストローク前に「旗竿を取り除くか、取り除くためにアテンドして貰う」とした場合に故意に球が当たった場合は罰と理解しました。ではこの場合、うっかりミス・故意で旗竿を抜かないで当たらなかった場合は、旗竿を抜くという前提が崩れると思いますが無罰でいいのでしょうか?
森勇さん
ご質問ありがとうございます!
そうですね、球が当たらなかった場合は罰無しです。旗竿を抜く前提で付き添っていた場合(ちなみに規則書では”取り除くつもりで”と表現しています)、故意に抜かないとなると、球の動きに影響を及ぼす行為となり違反となりそうなものですが、その行為に対し罰を与える規則がないので罰無しということで良いと思います。あくまでも球が当たった場合にのみ罰が規定されています。旗竿を差したままプレーした場合とは異なるため、非常に分かり辛い部分だと思いますので下にまとめてみます。

●旗竿を差したままプレーした場合で球が動いている時に球の動きに影響を与えるつもりで旗竿を動かしたり取り除く
→ 旗竿を動かしたり取り除いた行為に対して2罰打(球が当たったかどうかは関係ない)
そして、その旗竿に球が当たった場合(差したままの旗竿を取り除くわけですから基本的には当たらないのですが)
→ 偶然当たってしまった(旗竿を抜こうとしたが抜けきれなかった等)なら球はあるがまま
→ それが故意なら11.2cに従って処置(場所を推定、グリーン上からのプレーなら再プレー)

●旗竿を取り除くつもりで付き添ってもらってからプレーした後、付き添っている人が旗竿を取り除かない
→ 偶然(不注意など)であろうと故意であろうと、その行為(取り除かないこと)に対しては罰が規定されていないのでそれ自体は罰無し
そして、球がその旗竿に当たった場合
→ 故意なら2罰打、球は11.2cに従って処置(場所を推定、グリーン上からのプレーなら再プレー)
→ 偶然なら罰無し、球はあるがまま

となります。人の意志とかを考慮するとかなり複雑になってしまいますね。
2019.01.28回答 Mr.golfbaka
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