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ストロークと距離の救済に代わるローカルルールを考える

OBに行った時や、紛失球となった時、その辺りから2罰打でプレーを続けることを認めるローカルルール。少々ややこしいので、実際ラウンドで使う際はここで解説しているほど厳密に考なくても正しい範囲にドロップすることは可能だと思いますが、参考までに正しい手順を考えてみましょう。ちなみにこのローカルルールはプライベートゴルフや仲間内コンペでの使用は奨めていますが、競技での採用はコースレートなどへの影響を考える必要があります。ではイラストを見てください。X点は球が紛失した場所あるいはOBに行った場所、Y点はX点に最も近くホールに近づかないフェアウエイとなります。このローカルルールで言うところのフェアウエイには「フェアウエイかそれより芝を短く刈ってある区域(花道など)」を含みます。救済エリアは以下のようになります。

・ホールからX点を結ぶ線とホールからY点を結ぶ線の間+2クラブレングス外側の範囲
・X点よりホールに近づかない範囲
・ジェネラルエリア

ストロークと距離に代わるローカル

上記の条件を満たすのがピンク色の区域です。ほとんどの場合で、かなり広範囲になります。もし、ティーショットがほんの少ししか飛ばず、花道もないコースで、ホールに近づかないフェアウエイがない場合は、Y点がティーイングエリアのある場所になる可能性もあります。この場合、このローカルを使って4打目でプレーするよりティーイングエリアから3打目でプレーした方が良い場合がほとんどでしょう。暫定球をプレーして進んだ結果、最初の球がなくて暫定球は見つかっている場合、最初の球に対してこのローカルルールを使用することは認められません。最初の球も暫定球も両方見つからない場合は、暫定球に対してこのローカルルールを使用することができます。ティーショットで暫定球を打ってきてこの処置をとる場合、次打は6打目となります。


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