カラー

グリーンの周りの色が異なる部分。Collarは英語でシャツなどの「襟」の意味。この部分ではグリーンオンとみなされないので、マークしてボールを拾い上げることは出来ません。

【カラーとグリーンの境目】
ボールがグリーンとカラーの境目にあるような場合、グリーンオンとなるかどうか？　それはボールがグリーン面に触れているかどうかが問題となり、少しでも触れていればグリーンオンということになります。カラーにかかっていてもグリーンに乗っている、という状態はよくあることで、このような場合、球の後ろにマークする際はマークをカラーに置くことになります。

【カラーからのアプローチ】
カラーはグリーン面より芝が長いため、ボールの転がりに影響が出ます。とは言え、パターで打って問題ない場合がほとんど。パターは転がすための道具ですが、打った直後はほんの少し浮いた状態で打ち出され、また、打った直後はボールに勢いがあるためイレギュラーな転がりもしにくくなるのでカラーからパターを使うことは多くの場合問題となりません。もし、カラーの影響が強そうなら、ショートアイアンあたりをパター感覚で使って、カラーの部分だけ浮かせるアプローチで攻めるのも手でしょう。