Q:ペナルティエリアに球がある時にラフのテストをする 2018.12.19

2019年規則では池等がペナルティエリアに分類され、エリア内のプレー規則が簡単化されました。JGAは、ホームページに掲載している「2019年規則の主な規則の解説」の第14項において、「ペナルティエリアの球をあるがままにプレーする場合、クラブを地面につけることができますし、ルースインペディメントを取り除くこともできます。つまり、ジェネラルエリアと同じ規則でプレーすることができます。」と説明しています。ジェネラルエリアと同じ規則ということは、ペナルティエリア内でも、ラフの場合と同様にプレー前に草の状態等をテストするスイングまで許されるということでしょうか。

golf60さん

回答
ご質問ありがとうございます!
そうですね、2018年までの規則では「球がハザード内にある時の禁止行為」が定められていますが、新規則ではペナルティエリアについては禁止行為がなくなります。ですので、ご質問のようにペナルティエリアの状態をテストしても、それだけでは罰にならない、ということになります。ペナルティエリアに球がある時はジェネラルエリアに球がある時と何が違うか、というと
・動かせない障害物、動物の穴などからの罰無しの救済が受けられない
・アンプレヤブルの処置がとれない
といったところになります。球をあるがままプレーできるのなら、ジェネラルエリアにある場合と同じように行動でき、救済を受けるならペナルティエリアの救済を受けるしかない、ということになります。
ちなみに、バンカーについては新規則でも砂のテストが禁止されています。

Mr.golfbaka