Q:バンカー内で枯れ葉を取ったかどうか定かではない場合 2018.11.28

いつもH/Pを拝見させて頂いております。ある競技ゴルフでの裁定について質問させて頂きます。
Q:同伴競技者がバンカー内で枯葉を取ろうか取っているか定かではない時に『触ってはいけない!』と声を掛けたが、間に合ったか間に合わなかったかは当事者でしかわからなく、取りあえず元の状態(枯葉を戻した)でストロークを行ったといった行為がありました。これは2打罰にするべきか公正の理念を適用し(またはボールの確認中に動いたとされる1打罰)1打罰にすべきかまたは無罰とすべきかで事後競技委員会で話そうと思っております。本人からの申告では触ったかもしれないが審判して欲しいとの姿勢です。良いご回答を賜りましたら幸甚です。
宜しくお願い申し上げます。

異国競技ゴルファーさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問のケースでは、プレーヤーがバンカー内の枯葉に触ったかどうかを決める必要があります。本人の供述はもちろん、声をかけた人が目撃していたでしょうから、その人の見解(例えば枯葉が動かされたのか等)も踏まえて、どちらであったか決めます。その結果、プレーヤーが枯葉に触ったことが認められれば2打罰を課す、そうでなければ罰は無し、といったところになるかと思います。現在の規則で言う「公正の理念」は、適用できる規則がない状況が生じた時に、できるだけ近い規則をあてはめて考えたり裁定するものです。今回のケースのように、事実がどちらか判明すれば適用する規則が明らかな場合は、公正の理念ではなく、事実がどうであったかを裁定することになります。

Mr.golfbaka