Q:2019年規則:前進4打に相当するローカルルールについて 2018.11.22

2019年度に改定するルールにおいて、色々調べているのですがどうしても納得ができないルールがありますので、教えて頂ければ幸いです。

1.OBをした場合、ボールがOBラインを横切った場所と思われる所から1打罰を払って次打球を打つ。
*ティショット+罰打分 → 次回 3打目
*ティショット+罰打分+そこまで飛んだ分の1打分 → 次回 4打目

2.前進4打があるゴルフ場はローカルルールで指定して良いのか?

3.OBが全て行った先からだと暫定宣言はしなくて良いのか?

4.ロストボールとOBとの区別は?
ロストボールは元の位置から第3打で打つ事になりますが、OBの場合はOBラインを横切った場所から第3打となるのでしょうか?

本当に申し訳ございませんが、OBとロストボールとの暫定球宣言との関係が 判りません。宜しくお願い申し上げます。

入江和彦さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問のローカルルールについては、JGAホームページに日本語訳初稿としてイラスト付きで載っていますので以下の説明が分かりづらい場合は参考にしてください。既存の前進4打と近いものですが若干複雑になっていますので、順を追って解説してみます。

1.まず基点(X点)を決めます
球がOBの場合は最後に境界を横切った場所、紛失した場合は紛失したと思われる場所、が基点となります。

2.基点に最も近いフェアウエイの端をY点とします
1の基点と、ホールからの距離が同じで基点に最も近いフェアウエイの端をY点とします。

3.ホールとXを結んだ線のXの後方延長線上と、同じくYの後方延長線上で、両サイドに2クラブレングスを足した幅の間でX点またはY点よりホールに近づかない場所がドロップ範囲となります。

この処置は2罰打となります。ティーショット(1打目)が紛失してこの処置をとったら次打は4打目です。また暫定球をプレーしていた場合、暫定球があれば暫定球をプレーしていくことになりますが、最初の球も暫定球も紛失やOBであった場合は、暫定球に対してこの処置をとることになります。例えばティーショットで暫定球をプレーしてきた場合で、最初の球も暫定球もなく、この処置をとった場合、次打は6打目となります。
前進4打があるゴルフ場はこのローカルの必要がないと思いますので、どうしてもこのローカルを採用したいのであれば前進4打をヤメてこのローカルを採用することになるのかもしれません。このローカルルールは、プライベートゴルフの範囲での使用を奨めており、競技で使用することを前提とはしていません。競技で使用するとなると、例えばクラブ競技でしたら、コースレートにも関わってくるのでハンディキャップの査定にも影響が出てしまいます。というわけで、あくまでもプライベートゴルフの範囲で使用しましょう。

Mr.golfbaka