Q:旗竿に自分が付き添うことを宣言してプレーする 2018.11.22

旗竿のアテンドについて質問です。規則17にアテンドについて書かれていますが、以下の場合の扱いについて教えてください。グリーン外(カラー)からのアプローチで、予め旗竿を抜き自分がアテンドすると宣言をし、ストロークをしたプレーヤーがボールが止まる前に旗竿を抜いた。
※規則にはアテンドすると認められる場合の中に近くにいるとありますが、プレーヤーがカラー上からストロークする場合は一番近くにいる場合もありますし、数十センチの近くの場合もあります。要点をまとめますと、プレーヤー自信がアテンドすると宣言し、かつホールのごく近くにいた場合に自分でアテンドしたとみとめられるか。と言うことです。
よろしくお願いいたします。

冨崎圧雄さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問の文面から察するに、プレーヤーがこれからカラーの球をプレーする際に、そのプレーヤー自身が自分で旗竿を抜くことを宣言してプレーする、ということかと思いますので、その前提での回答となります。
規則17-1では、旗竿の近くに誰かが立っていた場合は旗竿に付き添っているとみなす、としていますが、そこで言う「近く」は具体的な数値が決まっているわけではありませんので、どのくらいが「近く」になるのかは難しいところです。私個人の見解としては「手を伸ばせば届く」くらいが「近い」を意味しているのではないでしょうか。とすると、カラーからプレーする場合、いくらホールが端にあったとしても、そのプレーヤー自身が規則17で言うところの「近く」にいたことになるのは難しいのではないかと思います。規則17では、宣言することで旗竿に付き添ったことになるといった決まりは特にないので、宣言しても離れていれば付き添われていないものとして扱うべきかと思います。つまり、旗竿を抜かずにプレーしたのなら、球の動きに影響を及ぼすかも知れない旗竿は抜くことはできない、といったことになります。グリーン外からプレーする際に旗竿を抜くことは特に問題ないので、抜いた状態でプレーしたいのであればプレーする前に抜くべきでしょう。
ちなみに、ご質問のケースと似たケースで、ホールのすぐ近くに球があり、その球をプレーする時にプレーヤー自身が片手で旗竿を持ち、もう片方の手でプレーしても違反とはなりません。

Mr.golfbaka