Q:OBやウオーターハザードの境界が上下に及ぶとはどういうことか? 2018.06.05

OB杭やウォーターハザードは上下に及ぶとかバンカーや修理地は上方には及ばず下方のみに及ぶとなっていますが、どのような状況を示すのか教えていただきたい。

yoshihiro satoさん

回答
ご質問ありがとうございます!
OB、ウオーターハザード、修理地などは、杭や線などで境界が定められています。その境界線は、例えばOB杭であれば、杭の内側(インバウンズ側)の地表レベルで定められます。地表レベルというのは、その杭の地表面の部分のことを指します。そうするとOBの地面に沿った境界線はイメージできるかと思います。そしてその境界線はOBの場合ですと上下に及ぶので、地面(水平線)に対し垂直にその境界線が壁となってあるようなイメージとなります。例えば、木の上に止まった球があり、その球が垂直に上方に及んだOBの境界線の外側にあればOBとなり、内側にあればインバウンズとなります。OB杭について言えば、杭が内側(インバウンズ側)に傾いていた場合、杭の上端はインバウンズにあることになります。つまり、「上方に及ぶ」とは『空間にも境界が存在するよ』、ということなのです。バンカーや修理地については上方には及びませんので空間には境界が存在しない、ということになります、例えばスルーザグリーンに生えている樹木の枝がバンカーの上方にせり出していて、その枝の上に球が止まった場合、その球はスルーザグリーンの球となります。ちなみに、この状況でアンプレヤブルの処置を取る場合、基点は球の真下のバンカー内となりますが、後方延長線上や2クラブレングスの範囲でスルーザグリーンにドロップすることもできる、ということになります。同様に、修理地内から生えていて空間的には修理地の境界線の外にせり出しているその木の枝に球が止まった場合、その球は修理地内の球となります。

Mr.golfbaka