Q:修理地が点在、またはカジュアルウオーターが広範囲に及ぶ場合 2018.02.20

異常なグランド状態からの救済について質問があります。
修理地が点在している状況で、ある修理地から救済を受ける場合でニヤレストポイントを決める時スタンスが別の修理地にかかる、又ワンクラブレングス以内のドロップ箇所が他の修理地内である場合、全くどの修理地にもかからないところを選択する必要はなく、そのままで良いのでしょうか? 同時に複数の救済は受けられないと考えればよろしいでしょうか。
カジュアルウォーターからの救済の場合、水溜りが広範囲で球とスタンスをその状態から救済される箇所がかなり離れた位置若しくはない場合、水の一番少ない所にドロップすることは可能でしょうか、その時スタンスはカジュアルウォーターの中にある、これは誤所からのプレーにはならないのでしょうか? カジュアルウォーターが広範囲のときの処置の仕方を教えてください、よろしくお願いします。

carlさん

回答
ご質問ありがとうございます!
修理地からの救済を受ける時、球のライ、スイング区域、スタンスについて完全に障害がなくなる場所にドロップしなければいけないわけですが、それは救済を受ける修理地についてのみで、別の修理地は考慮してはいけません。ご質問内容にもある通り「そのままで良い」ということです。また、広範囲に及ぶカジュアルウオーターについては、バンカー内やグリーン上であれば『完全な救済が得られないようであれば・・・』といった記述があり、その場合は最大限の救済が受けられる場所(実質的には水の一番少ない場所)に救済を受けることができますが、スルーザグリーンではそのような決まりはないので、特にローカルルールが無ければ、広範囲のカジュアルウオーターを避けられる場所まで離れて救済を受けるしかない、ということになります。プロのトーナメント等では、カジュアルウオーターが広範囲に及ぶ恐れがあるような場合、プリファードライのようなローカルルールを追加して、カジュアルウオーターの救済をしなくても済むようにすることもあります。

Mr.golfbaka