Q：携帯品が止まっている球に当たる／打った球が共用カートに当たる 2017.06.28
1)自分の携帯品(例/ヘッドカバー等)が球に当たりましたが球は動きませんでした。この場合罰(何打ですか)はありますか？
2)同上の場合、球は動きました。罰は何打ですか？ 又、この場合の措置としては、リプレースですか、それとも動いて止まった位置からそのまま続行ですか？
また、現在は、共有の乗用カートによるセルフプレーでのラウンドが多くなってきていますが、その乗用カートに球を当てた場合のペナルティについてご教示をお願いします。
以上、よろしくお願いします。＜m(_)m＞
回答
ご質問ありがとうございます！
プレー中の止まっている球が動かされた場合、動かした原因がその球の持ち主やそのキャディ、またはそのプレーヤーの携帯品である場合、プレーヤーは1打罰を受け球はリプレースしなければなりません（質問2／規則18-2）。故意ではなく、偶然球に触ってしまったり、ご質問のように偶然携帯品が当たってしまっても、球が動かなければそれだけでは罰とはならないので、質問1は罰無しとなります。
打った球が、プレーヤー自身やプレーヤーの携帯品・プレーヤーのキャディに当たった場合、1打罰を受け球はあるがままでプレーしなければなりません。共用のカートは、同伴競技者が運転あるいは操作中の場合を除き、基本的にはプレーヤーの携帯品として扱われるので、それに球が当たった場合は1打罰で球はあるがままでプレーすることになります（規則19-2）。ちなみに、打った球が自分の携帯品などに当たっても規則19-2の罰を受けない場合もあります。それは、誤球のプレーで球が当たった場合（規則15-3）、練習ストロークで打った球が当たった場合（規則7-2）、そのホールの最初のプレーをティーグラウンド区域外からプレーした場合（規則11-4・規則11-5）などです。これらのケースは何れもストロークをカウントしない場合のものですが、誤球やティーグラウンド区域外からのプレー、または認められない練習ストロークについては該当する罰（いずれもストロークプレーでは2打）を受けることになります。