Q:似たような場所に球が行ったプレーヤーの一人がもう一人の球をプレーした 2016.09.12

先日のラウンドで起こった出来事です。
ドライバーショットでは、正面の池(OB)に入るため、各自池に入らないクラブでティーショットを行いました。A氏・B氏がティーショットを左に曲げ、打球の感じではA氏の方が飛んでいるように見えました。二打目地点で、最初にあったボールをB氏が打ち、池に入れてOBとなり暫定球を打ちました。その後、A氏のボールを探したところ、ホールに近い池の横ラフにB氏のボールが見つかり、A氏のボールは見当たりませんでした(B氏の二打目から20ヤードほど前)。
今回、B氏は誤球の二打罰とし、ティーショットの球をプレーし、A氏はOB(紛失球)としたのですが、下記の疑問がありますので、正しい処置方法を教えて下さい。
1.B氏は暫定球が本球となるのではないか?
2.A氏はB氏の誤球を自球であったとして無罰で良いのでは?
(B氏が球の確認をしていなかったのでA氏のものか不明)

夏目勉さん

回答
ご質問ありがとうございます!
まず、1についてですがB氏は誤球をOBし、それについての暫定球であったので誤球の引き続いてのプレーとなり、ストロークはカウントしませんし、その球も有効とはなりません。B氏は最初の球がインプレーで見つかったので誤球の2打罰を受け最初の球でプレーすることになります。
2については、B氏がプレーしたのがA氏の球であることが間違いない、という状況であればA氏は罰無しにB氏がプレーした場所に球をプレース(場所が確定できない場合はドロップ)してプレーすべきです。B氏がA氏のものか確認していなかったとは言え、A氏の球の飛んで行った辺りを探して、紛失した可能性ではなくB氏がプレーしたことが間違いないと結論づけられる状況であればA氏の球であったとみなすべきです。
参考裁定例:15-3b/127/6

Mr.golfbaka