Q：バンカー内のカジュアルウオーターから救済を受ける時にバンカーの外に球をドロップする 2016.08.02
いつも丁寧な回答ありがとうございます。今回はカジュアルウオーターからの救済（25-b）について質問です。バンカー内のカジュアルウオーターからの救済において規則25-b-iiでドロップ場所はバンカー内とありますが当然状況によってはホールに近ずいてしまう場所しかない場合や、ものすごく傾斜がきつくとても簡単に脱出できないような場所へのドロップが要求される場合があると思います。この条項に例外規定はありませんので無罰救済はバンカー内ドロップは仕方ないのですが規則25-b-ii-bに1打罰でバンカー外でホールとボールを結んだ後方（距離に制限無し)へドロップできるとあります。
質問はバンカー内に無罰で受けれる救済ポイントがあるにもかかわらず25-b-ii-bを最初から選択して1打罰のもとバンカーから出してのプレーは許されるのでしょうか。ストロークと距離の罰を使うと前打を打ったところまで戻るわけですが、許されるとすれば特ですから使えます。また先週のPGAのような状況（カジュアルではありませんが）でアマチュアでしたら奥側が池などのスチュエーションでバンカー内カジュアルウオーターから救済受けて難しい状態でヒットするより1打罰払っても打ちやすい所からと考える場面もありかと思います。
よろしくお願いします
回答
ご質問ありがとうございます！
ご質問にある通り、バンカー内のカジュアルウオーターから救済を受ける場合、罰なしでバンカー内で救済を受ける他に1打罰で球とホールを結んだバンカーの後方延長線上にドロップすることもできます。これは、バンカー内に救済を受けられる場所があるかどうかに関係なく、いつでもプレーヤーの選択で選べます。動かせない障害物や穴掘り動物の穴や盛り土などが障害となる場合も同様です。バンカー内の動かせない障害物やカジュアルウオーターなど、通常ではない状況が発生していることに対する救済なので、バンカー外に出す処置も認めているのです。