Q:「ストロークプレーの2打罰」=「マッチプレーではそのホールの負け」で良いか? 2016.07.29

所属クラブの競技委員をしている者です。当クラブでは、クラブチャンピオンとかシニア選手権とかクラブ競技では予選通過者はマッチプレーです。競技委員はマッチに同行します。ルールブックを見ると「ストロークプレーでは2打罰、マッチプレーではそのホールの負け」と書いてある規則が多数見られます。ストロークプレーの2打罰はマッチプレーでは負けと理解していいのでしょうか? また、マッチプレーでは1打罰はあっても2打罰は無しと理解していいのでしょうか?

junkieさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご指摘の通り、ほとんどの規則において、ストロークプレーで2打罰のものはマッチプレーではそのホールの負けとなっています(マッチプレーで2打罰はなし)。しかし、そうでないものもあります。規則11-4(規則11-5も同じ)で、ティーグラウンド区域外からプレーした場合です。ストロークプレーでは2打罰ですが、マッチプレーでは罰はなく、相手はやり直しを要求できる(要求しなくてもよい)、となっています。また、単純にそのホールの負けとするのではなく、マッチの勝敗を調整するものもあるので注意が必要です。例えば違反クラブを持ち運んでいたり、14本を超えるクラブを持っていた場合で、3ホール目以降に気付いた場合は、ストロークプレーでは最初の2ホールについて2打罰を加えることになりますが、マッチでは最初の2ホールを負けとするのではなく、その時点での勝敗を調整します(2つ引く)。違反をしたプレーヤーが2UPならスクエアに、1UPなら1ダウンになる、ということです。

Mr.golfbaka