Q:ウオーターハザードの救済でドロップした球がウオーターハザード区域内にとまりそのままプレー 2016.06.01

毎回そうなんだと、楽しく見ています。
競技会でティーから打った球が池に入り、ラテラルウォーターハザードからの救済で、横切った後方でドロップしたところ球が赤杭の中の芝のある場所で止まり、そのままプレーした競技者がいました。ラテラルからの1打罰(ボギーの5)でホールアウトしましたが、これは正しいのですか? 誤所からのプレーははいりませんか?
よろしくお願いします。

なべきちさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ラテラルウオーターハザードからの救済で、最後にハザードの限界を横切った場所を基点としてドロップする場合、ドロップする場所や最終的に球が止まる場所はそのハザードの外でなければなりません。そのハザードの外にドロップした球が転がりそのハザード内に転がり込んだ場合、規則20-2cに従い再ドロップしなければなりません。それをせずにそのままプレーしたわけですから、ラテラルウオーターハザードからの救済の1打罰と誤所からのプレーの2打罰、合計3打の罰を加えなければなりません。
ちなみに、ご質問の話から少しそれて『誤所からのプレー』についてですが、インプレーの球を動かしてリプレースしなかった場合も誤所からのプレーの2打罰を受けます。この場合、規則18-2に従い1打罰を受けてリプレースしなければならないところ、規則18-2に従わずにプレーしたため2打罰を受けることになりますが、合計は3打ではなく2打罰となります。これは規則18の中で、規則18の違反に対して2打罰を受ける際は追加の罰はない、としているからです。ご質問のような場合は、ウオーターハザードの1打罰と誤所からのプレーの2打罰の両方が課せられるので合計3打罰となります。

Mr.golfbaka