Q:パターグリップに取り付けるボール回収器具 2016.04.16

パターのグリップ先端にゴムの吸盤を取付て、ホールアウトしたカップ内のボールを取出す事はルール違反になりますか? 教えてください。宜しくお願いします。

楠元末規さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ゴルフクラブに外部付属物を取り付けることは原則として認められていないのですが、条件付きで認められている物もいくつかあります。その中には『グリップのバットエンド(グリップ先端)への一時的な、恒久的でない付属物(ティーペグ、ボールマーカー、あるいはボール回収機器のようなもの)』があります(R&Aの『クラブと球の規則ガイド』参照)。以下の条件を満たしている場合にはそれらの取り付けが認められることになります。
その付属物の外径がグリップのバットエンドの外径以下であり、また、グリップのバットエンドから2インチ(50.8 ミリメートル)を超えていない。
以上のことから、グリップの太さを超えないボール回収器なら大丈夫ですが、グリップの太さを超えている場合は認められないことになります。つまり、太いグリップを使用していれば許容範囲も広くなる、ということです。また、ティーをグリップエンドに刺す場合、飛び出ている部分が50.8ミリを超えなければ大丈夫ですが、超える場合はそのままストロークすると規則違反となるので、ロングティーを刺すことがある場合は注意が必要かもしれません。他に、ボールマーカーについてはゴルフ場に用意してあるものは大抵グリップエンドの大きさ以下ですので、よほど特殊な場合を除き、グリップエンドに刺して使用しても問題ない、ということになります。

Mr.golfbaka