Q:ニアレストポイントを示すために刺したティーに球が当たる 2016.03.07

カート道からの救済で、ニアレストポイントにティを刺し、ドロップしたら、球が転がり刺したティに当たった! こういう場合は、関係なく球はそのままの処置でよろしいでしょうか?

隊長さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ニアレストポイントやドロップ範囲を示すため、あるいは球の位置をマークするために使われているティーやボールマーカーといった『小物』はプレーヤーの携帯品とはみなされません。そのような物に球が当たっても関係ないので、その他の要因で再ドロップが必要な場合(規則20-2aや規則20-2c)を除き、球はそのままプレーすることになります。そのように使用されているティーやボールマーカーは動かせる障害物ですので、球がインプレーになった後に邪魔なら取り除くことができます(その際に球が動いても罰無くリプレース)。

ご質問のケースではティーだけのようですが、例えばニアレストポイントにティーを刺し、そこから1クラブレングスを測るためにクラブを置き、そのままドロップするとします。この時は、
ティー = 単なる動かせる障害物(プレーヤーの携帯品ではない)
クラブ = プレーヤーの携帯品(動かせる障害物でもある)
となります。ドロップした球がティーだけに当たった場合、先述した通りそのことは関係なく最終的に球が止まった場所が規則20-2cで定めている場所(ニアレストポイントよりホールに近づく、2クラブレングス以上転がる等)でない限り、球は正しくインプレーになります。クラブに当たった場合は規則20-2aに従い再ドロップしなければなりません。規則20-2aではドロップした球がプレーヤー自身やプレーヤーの携帯品に当たった場合、再ドロップしなければならないことを求めているからです。この再ドロップは回数制限がありません。

Mr.golfbaka