Q:テーピングについて 2016.02.13

テーピングをしてからグローブをするのはいいのか。またグローブをしてからテーピングをしていいのか。

大ちゃんさん

回答
ご質問ありがとうございます!
テーピングのような医療目的の道具は、使用方法に具体的な決まりがあるわけではなく、使用目的が医療目的の範囲内であるかどうかが一つのポイントとなります。また、たとえ使用目的が医療目的であったとしても、それを使用することによってゴルフをプレーする上で手助けとなるような効果があるようなものは認められません。
例えば、指にひび割れがあって痛むので、それを防ぐ目的の範囲内でテーピングを使用することは何ら問題ありませんが、その際にテーピングを必要以上に多く巻くことで手の余計な動きを抑える目的で使用していたのなら違反となります。ご質問内容を伺う限りでは、恐らく手に傷あるいは何かしらの故障があるからテーピングをするものと思われますが、医療目的と考えた場合、一般的にグローブをしてからテーピングをするのは少々不自然な気もしますので、テーピングをしてからグローブをした方が紛議にはなりにくそうです。ただ、テーピングをするとグローブがはめられないからグローブをしてからテーピングをする、といったこともあり得るかもしれませんので、その時の症状や状況によって、どちらが良いかの判断基準は変わってくると思います。
テーピングなどの使用については規則14-3で定めており、もし医療目的以外のプレーする上で手助けとなるような目的を持って使用したとなると、「携帯品の異常な使用」に該当し罰を受けることになります。この規則14-3の違反の罰は、今年の規則改正で罰が軽減され、ストローク競技では1回目の違反が2打罰、2回目の違反で競技失格となっています(2015年までは1回の違反で競技失格)。

Mr.golfbaka