Q:同伴競技者のプレーに影響するスパイクマークの修正 2015.10.19

ロングパットの後、お先にとホールアウトした後、同伴競技者のパッティングラインにも影響するカップ周辺のスパイクマークを修正した場合の罰打はどうなるのでしょう。

夏目勉さん

回答
ご質問ありがとうございます!
自分がホールアウトした後でも、同じ組のプレーヤーのプレーに影響する意図を持ってスパイクマークを直した場合、規則1-2の違反により2打罰を受けることになります。たとえ善意によって行われた行為でも違反となります。例えば、同伴競技者のプレーに著しく影響を及ぼしそうな酷いスパイクマークがあり、同伴競技者のプレーが不利にならないために直した場合でも違反となります。ただし、球が止まった後につけられたスパイクマークについては直すことができるので、例えば自分が「お先に」パットをした時に同伴競技者のライン上にスパイクマークをつけてしまったような場合は、そのスパイクマークを直すことができます。
同じ組のプレーヤーのプレーに影響する意図がなかった場合は罰はありません。例えば「お先に」パットをした後に、たまたま目に入ったスパイクマークを直しただけなら罰はありません。この場合、結果的に同伴競技者のプレーの線を改善したことになるかもしれませんが罰はありません。外見上全く同じ行動でも、意図により罰の有無が変わってくるのです。
紛議を少なくするためにも、もともとあるスパイクマークについては、同じ組のプレーヤーが全員ホールアウトしてから直すようにした方が良いかと思います。

Mr.golfbaka