Q:パターのグリップエンドにボールマーカーを刺す 2015.09.17

パターのグリップエンドの穴に、ボールマーカーをさしたり、抜いたりして使用することは、クラブの改造またはぺナルティとなるか。

河内啓市さん

回答
ご質問ありがとうございます!
結論から申し上げますとクラブの改造の違反とはなりません。R&Aが提示している『クラブと球の規則ガイド』の中の外部付属物の項目で以下のように記述されています(JGA和訳抜粋)。

• ティーペグ、ボールマーカー、あるいはボール回収機器のようなグリップのバットエンドへの一時的な、恒久的でない付属物。ただし、下記のことを条件とします:
○ グリップに手の型が付けられていたり、膨らみやくびれを生じさせているとみなされてしまうようなアイテムではないこと
○ そのアイテムの外径がグリップのバットエンドの外径以下であり、そのアイテムがグリップのバットエンドから2 インチ(50.8 ミリメートル)を超えて伸びていない。
○ その他の一時的な、恒久的でないバットエンド以外のグリップへの付属物。ただし、そうしたアイテムはストロークを行う前に取り除かれることを条件とする。しかしながら、グリップの長さ全体にわたって施されているテープやガーゼは、そのグリップが改造された状態で適合していることを条件として認められる。

以上の内容から、一般的なボールマーカーであればグリップエンドの外形を超えるサイズにはならないでしょうから、そのような物であれば刺して使用しても問題ありません。ティーも長いものでなければ刺して使用して良いということになります。ボール回収機器についてはグリップエンドの外形を越えたとしても『伝統的』という理由からその使用を認めています。それら以外のものをグリップエンドに取り付けた場合、そのままストロークしてはならない、という解釈になります。

Mr.golfbaka