Q:ティーショットを終えた後に同伴競技者がティーグラウンドの区域外からプレーしたと主張してきた場合 2015.08.28

競技会においてAがティーショットを終えた直後にAのマーカーであるBがティーマークの境界線をボールが出ていたと主張し、2打罰だと言ってきた。Aはその場ではペナルティを受け入れたが、後で考えるとBは真横ではなく、後ろから見ていたので本当に出ていたかは確認できていないのではと考えた。同伴者、キャディも確認は出来ておらず、ティーもショット時に飛んでしまっており、証拠や証言はまったくない状況であった。マーカーが出ていたとの証言だけでペナルティを課すことが可能なのか?
稀なケースだと思いますが、もし明確なご回答があればご教授願います。

能勢竜司さん

回答
ご質問ありがとうございます!
罰が課されるかどうかは状況によりけりかと思いますが、確かなことは『マーカーや同伴競技者の証言だけで罰が課されるといったことにはならない』ということです。重要なことは事実がどうであったか、ということです。あらゆる状況、物証、証言などを基にティーグラウンド区域外からプレーしたことが間違いないようであれば罰が課されるべきですが、そうでなければ裁定例の考え方を参考にすると、このような場合『疑わしき点は善意に解釈』してプレーヤーAに罰を課すべきではありません。
参考裁定例・34-3/4

Mr.golfbaka