Q：球の下側に傷があると思われる場合の球の確認 2015.05.27
使用球について質問です。ボールをアイアンで打った時、トップしてしまい、ボールに傷が入ったと思われるがその傷が、上から見ても無く、真下にあるかもしれないと思われる場合、無罰で拾い上げ確認はできるのでしょうか？(スルーザグリーン内で） 又、交換できる傷の範囲、基準は何かあるのでしょうか？ 又、使用球を交換する場合、同一メーカーの、同一銘柄の同一コンプレッションのボールなら交換できると思っていますが、条件は同じではあるが旧製品のボールから新製品のボールへの交換はできるのでしょうか？
回答
ご質問ありがとうございます！
球がプレーに適さないと思える場合、プレーヤーは球を拾い上げて確認することができます（規則5-3）。この時、球を拾い上げる前にその趣旨をマーカーか同伴競技者に知らせ、球の拾い上げとリプレース、また、その球を調べることについてマーカーか同伴競技者に機会を与え、マークしてから拾い上げなければなりません。「機会を与える」とは、必ず立ち会ったり確認してもらうことが必要というわけありません。例えば、同伴競技者が遠くに居たり自分の球探しなどをしていて確認してもらうのが実質的ではない場合、同伴競技者にその旨を伝え同伴競技者が了承すれば、同伴競技者が立ち会わなくても問題ない、ということになります。同伴競技者に立ち会う機会を与えなかった、またはマークしなかった等、何か一つでも正しい手順を踏まずに球を拾い上げた場合、プレーヤーは1打の罰を受けます。
球の交換については競技の条件の中で特に球について言及されていなければ、ゴルフ規則に違反していない球であればどのような球に替えても問題ありません。アマチュア競技ではほとんどないと思いますが、ワンボール条件が採用さている競技では旧製品から新製品の球に変えることもできません。