Q:パットする時にアドレスせずに罰を受けるリスクを減らす? 2015.05.14

いつも質問させていただき、ありがとうございます。
用語の定義にあります「球にアドレス」について質問します。「球にアドレス」とは、「球の直前、または直後の地面にクラブを置いた時」と定義されています。グリーン上で、パターを地面に置いて球にアドレスした後、無風でボールが動いたときは1打罰でリプレース、球にアドレス前であれば無罰でそのままプレーとあります。それならば、ずるいようですが、パットするときに構えても一切地面に置かずに、いきなり打つ方法でプレーすれば、「球にアドレス」する前ですので、無風でボールが動いても無罰でそのままプレーと判断して、無罰として逃れる理由になるのでしょうか? 変な質問と思いますが、よろしくお願いします。

ヨシオさん

回答
いつもご質問ありがとうございます!
結論から申し上げますと、ご質問内容にある通り、アドレスしないことで罰を受けずに済ませることも可能です。規則18-2では、インプレーの球がプレーヤー(またはプレーヤーサイドの人や携帯品)によって動かされた場合について定めており、その中で『b.アドレスした後に動いた球』として、アドレス後に球が動いた場合について特に定めています。その内容は簡単に言ってしまえば「アドレスした後は球が動いたらプレーヤーの責任になりますよ」ということです。もちろん、他の人や物によって動かされたり、明らかに風や水流、地震などが原因の場合はその限りではありません。ですので、アドレスしないことが「ずるい」ということではなく、逆にプレーヤーはいつでも「アドレス」することでリスクを背負うことになる、ということになります。
例えば、グリーン上の傾斜のきつい場所で球が止まり、今にでも動きそうな球をプレーしなければならない時は、特別打ちにくくなるわけでないのならアドレスしないでプレーした方が良いかもしれませんね。

Mr.golfbaka