Q:OBゾーンから生えていて球に覆いかぶさっている草 2015.02.17

いつもお世話になっております。
状況:ティーショットがそのホールの左、OBギリギリの所に行ったとします。球はOBではないのですが、OBゾーンから生えている長い草(例えばススキのような)が球に覆いかぶさっています。スタンスを取る際、その長い草を足や体でよけたり、踏みつぶしたりしてショットする行為は違反なのでしょうか? また、草がOBゾーンで無い所から生えている場合は違いがあるのでしょうか?

アヤパパさん

回答
ご質問ありがとうございます!
OBゾーンから生えていようと、そうでなかろうと、プレーに影響するような場所に生えている生長物は”フェアにスタンスをとる”範囲以外の行動により踏んだり曲げたりして状況を改善することは認められません。規則13-2の違反で2打罰となります。
ご質問のケースのように、コース左側のOBの境界線の付近に球が止まり、そのOBの境界線に沿ってススキが大量に生えており、そのススキが斜めに倒れるように球のある場所に覆いかぶさっていたとします。この時、フェアにスタンスをとろうとすれば、両足周り付近のススキを踏んだり曲げたり、また体でススキを押し退けることになり、スイング区域に影響する一部分の状況を変えることになるかもしれませんが、フェアにスタンスをとる範囲でそうしたのなら罰はありません。しかし、スタンスをとる時に、球に覆いかぶさっている部分のススキを球にかからなくするために足に引っかけるなどしてスタンスをとったり、(そうしなくてもスタンスはとれるはずの状況で)体で必要以上にススキを押し退けてスタンスをとったら、それはライの改善の違反となってきます。

Mr.golfbaka