Q:目的外のグリーンから救済を受けるときカラーからプレーして良いか? 2015.02.13

いつも勉強させていただいてます。
規則25-3についての質問ですが、とくにローカルルールで定めていない時、「目的外のパッティンググリーンからの救済を受けるニヤレストポイントはホールに近づかず救済を受けられる最も近い場所でグリーンとカラーの境目とし、1クラブレングス以内にドロップ」という解釈でよろしいでしょうか?
カラーの範囲が広い場合、救済後はカラーから打つことになりますが、スタンスやスイング区域は救済対象とならないようなので。それとも、カラー部分を痛めないために、カラーもグリーンの一部と解釈してニヤレストポイントを決定するべきでしょうか?
よろしくお願いします。

荒木田和也さん

回答
ご質問ありがとうございます!
目的外のパッティンググリーンからの救済(規則25-3)では、球がそのグリーン上にある場合のみ救済の対象となります(『救済を受けることができる』ではなく『救済を受けなければならない』)。「カラー」は特にローカルルールで定めがない限り、規則上スルーザグリーンとして扱います。また、目的外のパッティンググリーンからの救済においては、スタンスやスイング区域がそのグリーンにかかっていても、それだけでは障害が生じたことにはならないため、カラーのあるグリーンであればニヤレストポイントはカラー上になります。 ともすればご質問にある通り、カラーが広ければ、ドロップ範囲も、救済を受けた後にプレーする場所もカラー上になります。ドロップして球が止まった場所がそのグリーンに近い場合は、スタンスがそのグリーンにかかることもあり得ます。ローカルルールなどが特に無い場合は、それでもそのままプレーしなければならない、ということになります。
コース保護の観点からカラーも、またスタンスがかかるときもプレーさせたくない場合は、委員会は、そのグリーンとカラーを含む区域を『プレー禁止の修理地』として取り扱うべきでしょう。

Mr.golfbaka