Q:バンカー内でアンプレヤブルの2クラブレングスの範囲を測る時に砂に触れる 2015.02.03

バンカー内でのアンプレヤブル処置で、2クラブの半円内にドロップするとき、ドロップ範囲の目印のティをバンカー内にさして良いのですか? 砂に触れるのでは? どのように目印を付けたらよいでしょうか?

やまよしさん

回答
ご質問ありがとうございます!
規則13-4では、球がハザード内にある時の禁止行為として以下のように定めています。
a.そのハザードや同じようなハザードの状態をテストすること
b.そのハザード内の地面や水(バンカー内のカジュアルウオーターは除く)に触れること
c.ハザード内にあるルースインペディメントに触れたり、それを動かすこと
これに従い、球がバンカー内にある時に、ただ意味もなくバンカー内の地面に触れることは規則13-4の違反で2打罰が課されることになるのですが、規則13-4の中では『例外』として罰にならない項目も挙げています。その中の一つに
”規則に基づき距離を測るとき”
というものがあります。これは、ご質問のようにアンプレヤブルの処置をとる時や救済を受ける時などの1クラブレングスや2クラブレングスのドロップ範囲を測る時、ドロップした球が落ちた箇所から2クラブレングス以上転がっていないか測る時、また、プレーの妨げになるためにマークして球を拾い上げた後にマークをクラブヘッド1個分や2個分ずらす時などが該当します。ですので、ご質問のようなケースでは、ドロップ範囲を測る時の目印としてティーやマーカーを置く時に砂に触れても罰はありません。ただし、砂の固さを調べる目的があったと疑念を抱かせないためにも、ティーを刺すのではなく、ティーやボールマーカーを置いた方が無難かもしれません。

Mr.golfbaka