Q:同伴競技者がプレーヤーの球に関わることをした場合 2014.11.24

@グリーン上でロングパットし、ピンに当たりそうなので慌てて同伴者がピンを抜きに駆け寄り抜いた時の罰打は誰に幾つ付くのですか?
A打ったボールが木の根本にあり打てないので、好意で同伴者がそのボールを根本から離れたスイング出来る場所に置いた時、罰打は誰に幾つ付くのですか?

山本善二さん

回答
ご質問ありがとうございます!
@球の動きに影響を及ぼす可能性のあることをしたことになるので、その同伴競技者は規則1-2の違反で2打罰が課されることになります。グリーン上で旗竿を刺したまま誰も付き添っていない状態でパットをしてしまった場合、旗竿に球が当たればプレーヤーは規則17-3により2打罰が課せられることになりますが、だからと言って、ご質問のように打った後に旗竿を抜く行為は違反となってしまうのです。そのような場合は当たらないように祈るしかありません。同様の考え方があてはまるケースとしては、例えば同伴競技者のプレーした球が池の方向に向かって転がっていったのを、池に入る前に好意で止めてあげた、というような場合です。好意であっても規則1-2の違反で同伴競技者に2打罰が課され、この場合は球が止まっていたであろう場所を推定してプレーヤーはその後のプレーを続けることになります。
A止まっている球を同伴競技者が動かしたので規則18-4が該当し、誰にも罰はなく、その球はリプレースされなければなりません。もしリプレースせずにそのままプレーした場合はプレーヤーが規則18に違反したことになり2打罰が課されることになります。
@もAも同伴競技者の行為によって行われたものですが、該当する規則が異なるので罰と処置が変わってくるのです。

Mr.golfbaka