Q：マーカー・同伴競技者に告げるべきこと 2014.10.06
ルール上、マーカーに絶対告げる必要があることにはどのようなものがありますか？ 項目的に教えていただきたいのですが。
回答
ご質問ありがとうございます！
マーカーはプレーヤーのスコアを記入するのが主な役目であり、プレーヤーはスコアについてはマーカーに正しいスコアを告げることが必要ですが、他にもストロークプレーでは、マーカーか同伴競技者に告げるべきことや立ち会いが必要な場合などがいくつかあります。スコアに関すること以外のそれら全ては『マーカーか同伴競技者』となっており、必ずしもマーカーである必要はありません。以下にマーカーか同伴競技者に告げるべきことや立ち会いが必要な場合などを挙げておきます。
▼第2の球をプレーする時】（規則3-3）
（第2の球をプレーするということ、どちらの球をスコア採用の上で優先したいか）
▼違反クラブや超過クラブの違反に気付いた際の不使用宣言（規則4-1、規則4-2、規則4-3、規則4-4）
▼プレーに適さない球の確認（規則5-3）
▼球の確認のための拾い上げ（規則12-2）
▼プレーの妨げになる球の拾い上げ（規則22-2）
※これはマーカーか同伴競技者の確認が必要というわけではありませんが、プレーヤーが、自分の球が他のプレーヤーの妨げになると考えただけで勝手に拾い上げることはできず、あくまでも他プレーヤーからプレーの妨げになるという理由で拾い上げを要求された場合にのみ拾い上げることができる、といった内容になっています。
▼暫定球をプレーする時（規則27-2）
ちなみに、よく競技などで、救済を受ける際にマ―カを呼ぶ光景が見受けられますが、救済についてはプレーヤーが規則を知った上で正しく処置するのが前提となっていますので、ゴルフ規則では救済時のマーカーや同伴競技者の立ち会いや確認は特に定めてはいません。