Q:照準用付属物とは? 2014.09.05

チッパーでルール適合のためには「パター用のグリップを持ったり、打面が2つあったりしてはならない」というのは分かるのですが、「照準用の付属物があったりしてはならない」の【照準用付属物】が具体的にどのようなものをいうのかが分かりません。よろしくお願いいたします。

山田裕彦さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ゴルフクラブはパターに限らず全ての部分が固定されていなければならず、基本的に【外部付属物】を取り付けることは認められません(鉛や識別目的のシールなどは例外として認められます)。従って、例えば芯で打つための目印としてヘッド上部に貼るシール等を取り付けることは規則違反となります。ただし、以下のようなものは認められます。
(クラブと球の規則ガイドより抜粋)
保護用の被膜(カバー)、装飾用のアイテム、あるいは照準支援のようなクラブヘッド(フェース以外)への付属物。ただし、そのアイテムが半恒久的であることを条件とします。しかしながら、そうしたアイテムはクラブヘッドから過度に突き出ていてはならず、クラブヘッドの形状に適合していなければなりません。
つまり、照準用付属物であっても、それが簡単に取り外しできるようなものではなく(一旦取り外すと壊れてしまうような性質のもの)、それが付属した状態で規則に適合したヘッド形状となっていれば認められることになります。例えば、ヘッド上部にセンターを示す目的でスワロフスキーのような装飾物が取り付けられている場合、その装飾物がヘッド上部の面より過度に飛び出ていると適合とはみなされない可能性がありますが、埋め込まれたように取り付けられており飛び出ていなければ適合とみなされるでしょう。ちなみに、この考え方にチッパー(アイアン)とパターの区別はありません。

Mr.golfbaka