Q:異なる障害物からの救済が繰り返される場合 2014.07.30

ローカルルールで管理道路に附帯する側溝が一体であるとは指定されていないケースでの状況下です。なお、ニアレストポイントへのドロップは規定どおり、ホールに近づかず、1クラブレングス以内、その障害を避けうる箇所とします。
プレーヤーが、側溝内A地点の球を動かせない障害物からの救済により、そのニアレストポイントとなる管理道路上B地点にドロップしました。その球が管理道路上に止まったので、再度救済を受けました。そのニアレストポイントは側溝内になります。ドロップしたところ側溝内に止まったのでまたまた救済を受けました。ニアレストポイントは管理道路上です。このようにA地点からB地点、B地点からA地点と繰り返してしまう場合は、何回目のドロップから側溝と管理道路を一体と考えて救済を受けることができるのか?
よろしくお願いします。

岩崎一さん

回答
ご質問ありがとうございます!
実は、ご質問とほぼ同じ内容の裁定例があります。
裁定例・1-4/8
この裁定例を参考にすると、以下のようになります。
1.側溝からの救済を受け管理道路上にドロップ→管理道路上に止まる
2.(管理道路上からそのままプレーしても良いし)管理道路からの救済を受け側溝にドロップすることもできる→側溝に止まる
3.(側溝に止まった球をそのままプレーしても良いし)再び側溝からの救済を受けることもできる→そうしようとするとニアレストポイント&ドロップ範囲が再び管理道路上になる
4.そのまま管理道路上にドロップしても良いが、公正の理念に従い、追加の選択肢として、側溝と管理道路の両方からの障害を避けた場所をニアレストポイントとして救済を受けることができる
というわけで、ご質問への回答としましては、2回ドロップして元の状態の場所に戻った後、更に救済を受けようとすると再び同じ状態の場所にドロップ(3回目のドロップ)することになる場合、公正の理念に従い、両方の障害を避けた場所をニアレストポイントとして救済を受けることができる、ということになります。

Mr.golfbaka