Q:ティーアップした球を素振りで打ったかどうかを競技委員が判定 2014.03.21

いつも愚問で申し訳ありませんが、他のプレーヤーがティショットで打つ意志がなく素振りをしたら、ボールに近かった為、当たりインバウンズに行ってしまいました。公式競技だった為、競技員が、今のはまだインプレーになってなく、素振りに見えたから、無罰だと言いました。質問ですが、素振りかどうか、打つ意志があったかどうかは、プレーヤーしかわからない事と思います。プレーヤーが求めもしないのに、競技員がそういうことを言うべきなのでしょうか? 又、この場面、自分がプレーヤーだったら、どう行動するべきなのでしょうか? 又、インバウンズに行ったボールはそのままで、違うボールを打つことができるのでしょうか? ちなみに、インプレーのボールは、インバウンズのどこでも、打つ意志がなくても、素振りでも、ボールを動かせば、ペナルティが付きますよね?

つぎちゃんさん

回答
いつもご質問ありがとうございます!
まず、競技委員が言及した件についてですが、プレーヤーに打つ意志があったかどうかは当然競技委員が決めることではなく、実際にそのプレーヤーに打つ意志があったのか、それともなかったのか、事実がどうであったのかということが重要です。見た目の問題ではありません。ですので「今のは素振りに見えたから無罰です」といった競技委員が判定しているような言い回しは適切とは言えません。誰がどう見ても素振りで、プレーヤーが処置について分からず困っている時に親切心で「素振なら無罰です」と教えるような言いまわしなら適切と言えます。プレーヤーの立場では、実際にそれが素振りであったのか打つ意志があったのか、それに従うだけです。素振りであったのならティーショットをプレーしなければなりませんし、打つ意志があったのならインプレーの球でプレーを続けていかなければなりません。素振りで打ってしまいインバウンズに止まっている球はインプレーの球ではないので、遠くにある場合は別の球でプレーして後で拾っていけば問題ありません。
インプレーの球は打つ意志がなくても動かせば1打罰でリプレースしなければなりません(規則18-2 リプレースしなければ2打罰)。

Mr.golfbaka