rockpine

罰がなくなったこと

2018年までは罰を受ける下記のケースが罰無しになりました。

捜索中に球を動かす

打った球が自分やキャディや用具(カートなど)に当たる

グリーン上で偶然球を動かす

1回のストロークで2回以上球がクラブに当たる

カートに球当てるイメージ

捜索中に球を動かしても罰はなくなったので、長いラフに埋もれている球も足で探るなどして捜索することができるようになりました。足を払うようにすれば良いですが、踏みつけて捜索した場合、長いラフのエリアなら改善したとみなされて妥当となりますので、踏まずに払うように捜索すべきでしょう。打った球が自分やキャディ、または用具(2018年までの携帯品)に当たっても罰はなくなりました。バンカー脱出できず戻ってきた球が自分の足に当たっても罰無しです。この時、足を退けて球が動いても、その球の動きは打った球がプレーヤーによって偶然止められたことに関係しているので罰はありませんが、動いた球はリプレースしなければならず、リプレースしないと誤所からのプレーで罰を受けることになります。グリーン上で偶然球を動かしても罰無しとなりました。この規則で言うところの「偶然」とは故意ではないことを意味します。例えば、球のすぐ近くで素振りをしていたら球に当たってしまった・・・。単なる不注意とも言えますが、規則で言う「偶然」に含まれ罰無しとなります。1回のストロークで2回以上クラブに球が当たる、いわゆる2度打ち3度打ちと呼ばれるものは、2018年までは1罰打でしたが、罰はなくなりただの1ストロークとなります。ちなみに、球が動いている間に故意にもう一度打った場合は、動いている球をストロークしたことになるので罰を受けることになります。例えば・・・、”ラフからアプローチショットを打ったら球の下をすくってしまい、目の前にふわっと球が上がり、頭にきて球が落ちてきている間にもう一度ストロークした”といった場合は2回のストローク+動いている球をプレーした2罰打(ストロークプレー)で4打加算されることになります。

撮影:長野カントリークラブ PGA東直樹プロ


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