Q:グリーン側から池に入った場合の処置 2018.09.04

グリーン右手前に池、左奥にバンカー。そのバンカーから打った球がグリーンを超えて、池ポチャ。ピンから球が入った位置を結んだ線を球が入った位置方向に伸ばして、つまりバンカーとは反対方向の池の対岸から次を打っても良いでしょうか? ルールで言う後方延長線上の後方の意味が、バンカーからの打球の方向を基準にするのか、ティーグランドからパッティンググリーン方向が基準になるのかによって異なるかと思います。もし、その池がラテラルウォーターハザードならばどうなりますか? さらに池の形状により、球が入った位置から2クラブレングス内でピンに近づかないところはハザード内、対岸はピンからかなり離れてしまう場合は、もとの位置(バンカー内)からの打ち直ししか選択の余地は無いのでしょうか?

佐藤洋さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ウオーターハザードの救済で、26-1bの後方延長線上の意味は、ホールと「最後にウオーターハザードの限界を横切った場所」(基点)を結ぶ線上で、ホールから見て基点より後方(ホールから遠ざかる方)の線上になります。位置関係的には、ホール→基点→ドロップ箇所、となります。つまり、ラテラルではないウオーターハザードでグリーン側から球が入った場合、(200Yも後方にドロップするような場合を除き)26-1bの処置をとると必ずそのウオーターハザード越えのショットになる、というわけです。ラテラルでグリーン側から入った場合、大抵はグリーン側にホールに近づかずに基点から2クラブレングス以内でドロップする場所はあります。基点からホールまでの距離と同距離・同心円の形でラテラルウオーターハザードの限界が有る場合に限り、2クラブレングス以内でホールに近づかない場所が無いということなり、この場合は後方の処置(26-1b)をとるか、前回プレーした場所からプレー(26-1a)するしかない、ということになります。

Mr.golfbaka