Q:救済を受けた球を再ドロップ後プレースするものの、そこが傾斜地であるため球が止まらない場合の措置について 2018.09.04

プレーヤーが動かせない障害物から救済を受ける場合、ニヤレストポイントを決めてドロップする場所が傾斜地となりました。ドロップしたところ2クラブレングス以上転がったので再ドロップしたが、同じように2クラブレングス以上転がりました。そこで、再ドロップし落ちた所にプレースしようとしましたが、傾斜地である故に球は止まりません。地面に球を押さえつけて止めること許されないと思われ、
@ホールに近づかない所で球が止まる最も近い箇所にプレース(規則20-3d)するのか
Aプレー出来ないのであれば(規則24-2b)アンプレヤブルの措置をとるしかない
以上の2案が考えられますが、正しい措置はどのような方法でしょうか? 宜しくお願いします。

迷えるゴルファーさん

回答
ご質問ありがとうございます!
まずは@のように規則20-3dに従い処置するのが基本です。スルーザグリーンでプレースする球が止まらない場合、ハザード以外でホールに近づかず、球が止まる場所で最も元の場所に近い場所にプレースするわけですから、傾斜の強い区域が広ければ、かなり遠くになる可能性もあります。Aのアンプレヤブルの処置は、規則28b(球の後方)、規則28c(2クラブレングス)の処置をとる場合、球の位置を基点とするので、@の処置なしには進められないので@の処置を先にやるのが基本というわけです。ただし、規則28aに従って前回プレーした場所からプレーすることを選ぶ場合は、動かせない障害物からの救済を途中で止めても問題ないかと思います。

Mr.golfbaka