Q:OBの境界線やハザードの限界を厳密に示すとどうなるか 2018.09.04

前回ご回答頂きました関連質問です。いまいち境界線がわからないのですが、 OBの境界線は白杭と白杭のインバーンズ側の面側に境界線があり、その線にボールの一部がアウトバーンズ側から掛かっていればセーフとなりますが、赤杭、赤線、黄杭、黄線、青杭、青線はスルーザグリーから見ると何処に境界線があり、ボールの状態がどのようになった時スルーザグリーン側なのか、又、ハザード側になるのでしょうか?

チャオさん

回答
ご質問ありがとうございます!
OB杭の場合はインバウンズ側(つまり内側)、ウオーターハザードや修理地など、赤杭、黄杭、青杭などで示すエリアは杭の外側が境となります。OB杭の場合はOB杭自体はOB区域にあり、またハザードの場合も黄杭や赤杭はハザード内にあることになります。もっと厳密に言うと、OB杭の場合はインバウンズ側、ハザードであれば杭の外側の地表レベルの点で隣の杭と結んだ線が境界線となります。その境界線はOBとウオーターハザードの場合は上下に垂直に及ぶので、球の真下がウオーターハザードの外でも空中で球の一部がその境界線に触れているような場合はウオーターハザード内の球となります(OBの場合も同じ考え方です)。
赤線や黄線が引かれている場合、ハザードの限界はその線の最も外側の部分で定められることになります。つまり線自体はウオーターハザード内にある、というわけです。杭と線の両方が使われている場合、線が限界を定めることになり、杭はウオーターハザードであることを示す目安にしかなりません。
青杭が使用されている場合、多くは白線で修理地の限界を定めているかと思いますが、この場合は白線の最も外側が限界となります。ただし、修理地の場合、その限界は上方には及びません。つまり、白線の外ギリギリの場所に球がとまり、球の真下は白線にかからない場所にあり、白線の外側の垂直上方に球の一部がかかっていても、その球は修理地の球ではない、ということになります。

Mr.golfbaka