Q:パットライン上にコケのようなものがあり、それを避けてプレー 2018.04.07

グリーンでパッティングライン上に芝ではないコケのようなものが30cm四方くらいで生えていました。異常な状態と言えるとおもい、動かしますと他の人に聞き、それを避けてリプレイスしてパットしました。あとから、あれはダメだったと、他の人からいわれました。ホールの埋め跡などは避けてもよいと読んだことがあったので、当然良いと思ったのですが、どうなのでしょうか?

うっかり八兵衛さん

回答
ご質問ありがとうございます!
まず、ゴルフ規則の定義で言うところの『異常なグラウンド状態』とは、カジュアルウオーター、穴掘り動物など(鳥類・爬虫類)の作った穴や盛り土等、修理地、です。さらに修理地にも定義があり、主には「委員会が定めた場所」「他に移す目的で積み上げている物(寄せ集めてある枝、張り替えのために積んである芝など)」「グリーンキーパーが作った穴(コース整備や改良などで掘っている穴など)」となります。ご質問にある「コケのようなもの」は自然物であり、委員会が認めない限りは『異常なグラウンド状態』に該当しないため救済の対象とはならない、というのが基本的な考えになります。あまりにも酷い状態であれば、競技委員を呼び委員会に修理地として認めてもらうよう要請する、あるいは委員の人がすぐ来ることができないようであれば、2つの球でプレー(規則3-3)していくのも手です。
ちなみに、古いホールの埋め跡やピッチマークは、修復することは認められていますが、救済を受けることはできません。

Mr.golfbaka