Q：フェアウエイに球が埋もれた場合 2018.02.10
プリファードライのルール適用外の競技で、芝草の短い箇所（フェアウエー等）に玉が埋まった場合、無罰でピックアップし泥を拭き1クラブ内にドロップができる、と認識してます。その際、
①埋まった深さによる制限は有るか。例えば、玉の1/3程度は適用外などの
②過去に、伊藤園レデイースで1クラブに移動し、リプレースのルールに違反したとしてペナルテイーを受けた例があるが、玉の戻しかたはいろいろあるのですか。
回答
ご質問ありがとうございます！
まず球の埋まった深さですが、具体的に球の1/3とか1/4とかいった決まりはなく、その球自らの衝撃により地表レベルよりも球の一部が地面にくい込んだ場合に『地面にくい込んだ球』として扱われます。つまり、ほんの数ミリでも埋まっていれば『地面にくい込んだ球』になるわけですが、実質問題として1～2mm程度地表面より沈んでいたところで埋もれていると判断するのは難しいです。その判断はケースバイケースといったところになります。②の伊藤園レディースの件はローカルルールなどのこともあるので、実際のところ何に違反したのか分かりませんが、『地面にくい込んだ球（規則25-2）』の救済では、1クラブレングスではなく、元の場所にできるだけ近くでホールに近づかない場所にドロップしなければなりません。また、この際にピッチマークを直すことも認められません。事前に直した場合、ドロップする場所を改善したことになり規則13-2の違反になります。ただ、ドロップした球がそのピッチマークに入った場合は規則20-2cの再ドロップが適用されますので、そのピッチマークに入ることを恐れる心配はありません。