Q:パターグリップへのボール拾い器の装着について 2017.10.25

お世話になります。私は腰痛を患っており、ホールに入ったボールを拾い上げるため前屈する動作が大変な苦痛となっています。この痛みを和らげるため、グリーン上ではパターのグリップに商品名「ナイスキャッチャー」というプラスチック製品を取り付けて、前に屈むことなく立ったままカップインしたボール拾い上げています。クラブ競技会などに於いて、この取り付けはゴルフルール上認められるでしょうか? また、委員会に承認申請の手続きを行う必要があるでしょうか?
宜しくご回答方お願いします

腰痛ゴルファーさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ゴルフクラブは基本的に「外部付属物」を付けることは認められていませんが、特定の条件を満たすものや、伝統的という理由で一部認められるものもあります。その一つにパターのグリップエンドに取り付ける球拾い用の器具もあります。これは、R&Aの『クラブと球の規則ガイド』の中では「サクションカップ」と呼ばれているもので、ゴム製のサクションカップに関しては伝統的という理由でその使用を認めています。サクションカップとは、吸盤式のボール回収器具のことなので、「ナイスキャッチャー」がサクションカップの部類に入るかどうかは形状からすると疑問が生じます。サクションカップではないボール回収機器の場合、「そのアイテムの外径がグリップのバットエンドの外径以下であり、そのアイテムがグリップのバットエンドから2 インチ(50.8 ミリメートル)を超えて伸びていない」という条件のもとに認められることになります。
明確な回答に至らず申し訳ございません。メーカーは各製品がラウンドで使用する際に規則に抵触しないかR&Aに裁定を求めている場合も多いので、メーカーに問い合わせてみるのが一番確実かと思います。

Mr.golfbaka