Q:ハーフ休憩を「プレーの中断」として扱うこと 2017.09.02

いつも参考にさせて頂いております。8月10日付け質問に関してご教示願います。
倶楽部競技等では、ハーフターンの際に昼食を取りますが、その間を委員会が「プレーの中断」とするローカルルールを作ることは可能でしょうか? 現実的に1時間近い昼食時間中、反対側から上がったプレーヤーとコースの状況やピン位置による攻め方などアドバイスになる会話がなされることは間々あることです。それを委員会が確認することは不可能ですので、練習等の制限を加えた上で、プレーの中断とした方が競技の運営がしやすい点からローカルルールを策定することに無理があるでしょうか。

boncrajuさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ローカルルールとは、その場所ならではの状態などを考慮して制定されるのが基本です。例えば、雨が酷く続いた場所でのプリファードライ、猪によって被害を受けたコースでその場所を修理地とすること等です。ハーフ休憩を「プレーの中断」とすることについては、ローカルルールで扱うべきことではないと思います。実際問題としてはboncrajuさんがおっしゃる通り、アドバイスの違反が横行しているのが事実かもしれませんが、ストロークプレーに関して言えばアドバイスが認められると公平でなくなる部分も生じてくるものと思います。例えば、遅くラウンドをスタートした者が早くラウンドスタートした者より情報を得れば、遅くラウンドスタートした者の方が有利になることは確実です。そういった事も含め、ハーフターンの休憩はプレーの中断としない方がフェアだと思いますし、JGA発行の「早分かり集」でもハーフターンはプレーの中断ではないといった見解を示しています。

Mr.golfbaka