Q:2つの球ではなく3つの球をプレー 2017.07.25

打球が青杭で囲まれた修理地に入りました。そこでの処置について。
@救済を受けると二アレストポイントがグリーン上になってしまう。
A反対側に二アレストポイントを取るとラフになる。
グリー上から打って良いかわからないので@をパターでAをアプローチでの2通りの球を打つ事にした。
Bここで青杭の中から打つ事が出来ない旨のローカルルールがない場合の事を考え、救済を受けずに青杭の中で直接打つ選択も取り計3通りの球を打ったがそれが可能でしょうか?

t.takahashiさん

回答
ご質問ありがとうございます!
まず、ご質問の修理地はスルーザグリーンのものと思いますので、この場合、救済を受ける際の”ニアレストポイント”とそこからホールに近づかない1クラブレングスの”ドロップ範囲”もスルーザグリーンでなくてはなりません。つまり、救済を受けることにして、グリーン側かラフ側になるか分からないので2つの球でプレーしていくことにしてプレーしたのなら、グリーン側からプレーしたものは規則違反で、ラフ側からプレーしたものが正しい処置となるので、ラフ側からプレーしたものがスコアに採用されることになります。
Bの3つめの球については、規則3-3では2つの球をプレーしていくことは認めていますが、3つめの球をプレーすることまでは認めておらず、もし3つの球でプレーした場合は(たとえ規則違反があったとしても)最初の球でのスコアを採用するよう裁定集の中で示しています(裁定3-3/10)。つまり、ご質問の@ABの3つの球でプレーした場合、最初の球である修理地の中からプレーした球でのスコアを採用することになり、もしその修理地がプレー禁止の修理地であったならローカルルールで定めている罰を受けることになります。

Mr.golfbaka