Q:練習を禁止するローカルルールについて 2017.06.24

『委員会は規則7-2で認めているホールとホールの間での練習のうち、前記の「(a)プレーを終えたばかりのホールのパッティンググリーンか、その近く」での練習を禁止するローカルルールを制定することができます。一方で、委員会がホールとホールの間での練習を禁止するローカルルールを制定することは認められていないので注意しなければなりません。 』と記述されていますが、規則7-2で認められている「(c)そのラウンドの次のホールのティーインググラウンドか、その近く」での練習も併せて禁止するローカルルールは認められないのでしょうか?
ホールとホールの間での練習とは、規則7-2で限定的に認められている(a)〜(c)以外にもある様に考えられるので、「委員会がホールとホールの間での練習を禁止するローカルルールを制定することは認められていない」とは、場所と種類を問わずホールとホールの間での全ての練習行為を禁止することは認められないと言っていると解釈すれば認められる様にも考えられると思いますが...。
ご回答宜しくお願いします。

井上たかしさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問内容については言い回しによって幾つかの捉え方ができてしまう可能性があるので、順を追ってまとめてみます。

1
まず大前提として言えるのが
『ラウンド中の練習は不可』
ということです。

2
ただし、例外としてホール間では、特定の場所、特定の練習(チッピングとパッティング)に限って認められます。その特定の場所とは、以下の場所かその近くでハザードではない場所となります。
『最後にプレーしたホールのグリーン』
『練習グリーン』
『次ホールのティーグラウンド』

3
そして規則では
『競技規定の中でその一部を禁止することができる』
としており、それが、最後にプレーしたグリーン上やその近くで練習したり球を転がすこと、となっています。

つまり、競技規定で禁止できるホール間の練習は、3の内容であり、2の内容全部を禁止することはできない、ということです。2に記載されている以外のその他のホール間の練習は、競技規定にかかわらず、1により全て不可となります。

Mr.golfbaka