Q：グリーン上で救済を受ける際、ニアレストポイントがグリーン外になる 2017.05.15
グリーン上のカジュアルウォーターについてのご質問です。
解説書によれば、下記の説明となっていますが、下記④の場合についての質問です。この場合(グリーン外)は、ドロップですか? それともグリーン上の処置同様プレースで良いのですか?
記
①水溜りを避けられ、スタンスもラインも救済を受けられる位置。
②カップに近づかない位置。
③ハザード外で前の位置に最も近い位置。
④これらの項目をクリアできる位置がグリーン上にない場合は、グリーン外でもかまわない。
以上、よろしくお願いします。
回答
ご質問ありがとうございます！
グリーン上にある球について、動かせない障害物（規則24-2）や異常なグラウンド状態（規則25-1）から救済を受ける場合、ニアレストポイントに球をプレースします（規則24-2b(ⅲ)と25-1b(ⅲ)）。ニアレストポイントがグリーン外の場合もプレースすることに変わりはありません。
ちなみに、ご質問の内容とは逆のケースで、グリーン上にドロップするといった場合も稀にあります。起こり得る可能性があるのは、ウオーターハザードの救済やアンプレヤブルの処置で1打罰を受け球をドロップする場合です。例えば、グリーンに隣接するラテラルウオーターハザードにグリーン側から（バックスピンなどで）戻って入ってしまった場合、基点はグリーン側の境界上になり、そこから2クラブレングスでホールに近づかない範囲にグリーンがあれば、そこにドロップすることもできる、というわけです。