Q:救済を受ける時、スタンスがバンカーにかかる 2017.04.04

カート道からの救済で、ニアレストポイントを決めると、足場がバンカー内になりますが、こういう場合、ハザードを避けて、別のニアレストポイントを決めるべきでしょうか? それとも足場がバンカーでもそこにドロップですか?

隊長さん

回答
ご質問ありがとうございます!
スルーザグリーンにある球について、動かせない障害物や異常なグラウンド状態からの救済でニアレストポイントを決める際の条件を挙げると、
そこ(ニアレストポイント)に球を置いたときに・・・
1.ホールに近づいていない
2.障害を避けている
3.スルーザグリーン
を満たす場所で元の球の場所に最も近い場所、ということになります。2の『障害を避けている』というのは、球の位置だけでなくスイング・スタンス区域についても及びますので、例えばカート道から救済を受ける際のニアレストポイントは、そこに球を置けばスタンスもカート道にかからない場所ということになります。しかし、3の『スルーザグリーン』というのは球の位置のことであり、スタンスがスルーザグリーンであることまでは要求していません。つまり、スタンスがバンカーやOB区域になることもあり、そのような場合でも上記の条件を満たした場所であれば、そこをニアレストポイントとして処置しなければならない、ということになります。
ニアレストポイントを正しく決めたら、そこから1クラブレングス以内にドロップします。その際のドロップ範囲についても、スタンスやスイング区域に関して障害を避けられる場所でなければなりませんが、スタンスがバンカーにかかる、かからないは関係ありません。もちろん、ドロップ範囲内に『スタンスがバンカーにかかる場所』と『スタンスがバンカーにかからない場所』の両方がある場合は、スタンスがバンカーにかからない場所にドロップするのは自由です。

Mr.golfbaka