Q：OBで打ち直す時にティーグラウンド区域外からプレーした場合 2017.02.13
プレーヤーの第1打はティーインググラウンド内から正しくティーアップして、ショットしましたが、アウトオブバウンズでした。規則27-1に従ってティーインググラウンドから第3打を打つわけですが、そのプレーヤーはティーインググラウンド区域外（デベソ）にティーアップをしてプレーして、その球はフェアウェイに止まりました。この場合規則11-4に従い2打罰として、再度ティーインググラウンド内から5打目を打たせるのでしょうか？ または規則20-7を適用して誤所からのプレーの2打罰として、3打目のフェアウェイの球を6打目としてプレーさせるのでしょうか？
回答
ご質問ありがとうございます！
正しくは後者で、ティーグラウンド区域外から3打目としてプレーしフェアウエイに止まっている球を次打を6打目としてプレーすることになります。ティーグラウンド区域外からプレーした場合を取り扱っている規則11-4は、そのホールの最初の1打目についてのみ適用するものです。ご質問のように最初の1打目を正しいティーグラウンド区域内からプレーし、その球がOBや紛失球、ウオーターハザードの救済などでティーグラウンドから3打目として打ち直す時にティーグラウンドの区域外からプレーした場合は、その違反が重大でない限り、誤所からのプレーの2打を付加しその球でプレーを続けていくことになります。
ストロークプレーでは、そのホールでの最初のプレーがティーグラウンド区域外からのものであった場合、その球はインプレーとはなりません（マッチでは相手が再プレーを要求しなければインプレーとなる）。また、その誤りを訂正するためのプレーが再度ティーグラウンド区域外であった場合も、その球はインプレーとはなりません。しかし、ご質問のように正しいティーグラウンドからプレーし、その打ち直しがティーグラウンド区域外のプレーであった場合、その球はインプレーとなります。このことは用語の定義『インプレーの球』で記されています。