Q:同伴競技者や他の競技者にピンポジの紙に傾斜などを書いて教える 2016.12.06

クラブの4大競技のスタート前に、グリーンのピンポジを書いた用紙は、他にもラウンドする方もいるので、マスター室カウンターで自由に取れるようになっています。そこで、プレーヤーAさんにその紙を見ながらピンの周りの傾斜やグリーンがどちらに早い、遅いなど教えている方Xさんがいました。プレーヤーAさんも筆記していました。ハーフ終了後、お昼休憩があり、残りのハーフのスタートを待っている間に、またもう一人のプレーヤーBさんにも、Xさんはピンポジの紙に、ピンの周りの特徴を今度は書いてあげていました。Bさんの同伴競技者として、不愉快でありましたし、まだハーフが残っている状況です。Bさんはルール違反にはならないのでしょうか。Xさんは、クラブの競技委員でもあります。
よろしくお願いいたします。

あっちゃんさん

回答
ご質問ありがとうございます!
まず、グリーンの傾斜を教えることですが、ゴルフ規則で言うところの”アドバイス”にあたります。また、規則8-1では、ラウンド中に他の競技者との間で、アドバイスしたりされたりすることを禁止しています。ですので、ラウンドスタート前であれば違反とはなりません。ハーフ休憩は通常、ラウンドの中断ではなくラウンド中の扱いとなりますので、その間にご質問のようなやり取りがあったのならXさんはもちろん、そのアドバイスを受けたプレーヤーも規則8-1の違反で2打罰を受けることになります。規則6-8に該当するプレーの中断中であれば、アドバイスをし合っても罰はありませんが、ハーフ休憩は単にホール間のインターバルが長くなっただけのことであり、自動的にプレーの中断とはならないので、その間のアドバイスは規則8-1適用の対象となります。

Mr.golfbaka