Q:池を越す自信がないので罰を受けて池の前方にドロップ 2016.07.29

ロングホールの池の直前での三打目が池に落ち、越せる自信が無いので、前進して六打目でドロップして打つと同伴者に言ったところ、もう一度五打目を打って池に落ちてからでなければ、いきなり前進しての六打目打ちは出来ないと言われました。この同伴者のルール説明は正しいでしょうか? 本当は、越すまで何回でも打たなければいけないのでしょうが。

蓮沼幹夫さん

回答
ご質問ありがとうございます!
ご質問のように、池を越えていない状況にもかかわらず、余分なペナルティを課して池を越えた場所からプレーする、ということは規則的には認められません。それは、ストロークせずに前に進んだところからプレーすることを認めている前進4打などのローカルルールを規則が認めていないことと同じです。同伴者の方のルール説明についても同じで、もう一度(5打目を)打ったところで池を越えなければ、池の向こうからプレーすることは認められません。その池がラテラルウオーターハザード(赤杭や赤線で表示)で、かつ打った球が一旦池の向こう側(ハザードの境界を越えた場所)まで行き、傾斜などで戻って池に入ってしまった場合であれば、最後にハザードの境界を横切った場所が池の向こう側になるので、そこを基点としてホールに近づかない2クラブレングス範囲内にドロップすることができますが(規則26-1c)、そうでなければ何回でも打っていかなければならない、ということになります。

Mr.golfbaka