Q：暫定球をプレーした後、最初の球が見つかったと思ってプレーしたら誤球だった 2016.07.29
テイショットがOBの方に行ったので暫定球を打ち捜索に行ったところ深いラフでボールが見つかり2打目を暫定球の前に運びました。3打目地点に行く前に暫定球を拾って打とうとした時誤球にきずきあわてて本球を探しましたが見つかりませんでした。暫定球のあった地点にドロップしてプレーしましたが正しかったですか？ また暫定球をプレーする時は何打目でしょうか？ 何もなければ4打目ですよね。
回答
ご質問ありがとうございます！
最初の球と思ってプレーした球が、実は誤球だったので、まず誤球による2打罰を受けます（規則15-3）。その後、最初の球が見つからなかったことにより、暫定球がインプレーとなるわけですが、その球を拾い上げていたことにより、プレーヤーは1打罰を受けリプレースしなければなりません（規則18-2）。また、グリーン以外の場所でリプレースを求められているときに、リプレースすべき場所が確定できない場合は“元の場所のできるだけ近く“（推定して）にドロップしなければなりません（規則20-3c）。
以上の規則を踏まえ、もし、西川さんが暫定球を拾い上げた場所を確定することができなかった場合は、ドロップすれば良いので正しく処置をしたことになり、誤球の2打罰とインプレーとなった暫定球を拾い上げたことによる1打罰を受け、次打は7打目をプレーすることになります。
もし、リプレースすべき場所が分かっていたにもかかわらずドロップしてプレーした場合は、誤所からプレーしたことによる2打罰を受けることになります。ただし、この場合の誤所からのプレーは規則18で求めているリプレースに従わなかったことによるものですので、追加の罰（最初に球を動かしたことによる1打罰）は受けません（規則18でそのように定めています）。従ってこの場合は次打が8打目となります。