Q:ウオーターハザードを最後に横切った場所の後方にドロップした球が前方に転がった場合 2016.06.24

ウォーターハザードに入った場合の救済で26-1bの処置をして、ウォーターハザードを最後に横切った地点とピンフラッグを結ぶ後方延長線上にドロップしました。ドロップしたボールが落下地点より前方に転がった場合、また2クラブ以上転がった場合は共に再ドロップなのでしょうか?

junkieさん

回答
ご質問ありがとうございます!
規則20-2cで定めている再ドロップは、ドロップした球が以下に該当する場所に行って止まった場合に適用することになります。
・ハザード内に転がり込んで止まった場合
・ハザード内にドロップした球がそのハザードの外に転がり出て止まった場合
・グリーン上に転がり込んで止まった場合
・OB区域に転がり出て止まった場合
・動かせない障害物や異常なグラウンド状態、地面に食い込んだ場合の救済で、再び同じ障害のある場所で止まった場合
・最初に地面に落ちた箇所から2クラブレングス以上離れた場所で止まった場合
・以下の場所よりホールに近づいて球が止まった場合
【動かせない障害物や異常なグラウンド状態からの救済ではニアレストポイント、ウオーターハザードの救済では最後にハザードの限界を横切った場所、アンプレヤブルの処置では球のある場所、前回プレーした場所からプレーする場合(OB・紛失球、ウオーターハザードやアンプレヤブルの処置)は元の位置かその推定位置】


以上の規則により、落下地点より前方に転がっただけでは再ドロップとはなりません。前方に転がった結果、最後にハザードの限界を横切った箇所よりホールに近づいた場合は再ドロップとなります。また、2クラブレングス以上転がった場合も再ドロップです。落下地点より前方に転がったが、2クラブレングス以内で最後にハザードの限界を横切った箇所よりホールから遠い場所に止まっていれば再ドロップとはならない、ということです。

Mr.golfbaka