Q:排水溝の中にある球について救済を受ける時のニアレストポイント 2016.05.04

いつも利用させて頂いています。早速の質問ですが排水溝からの救済についてお尋ねします。
ホールの右サイドに20cmの排水溝があり、その中の右サイドにボールが止まりました、そこからの救済方法(ニアレストポイントの位置)で下記のどちらが正しいですか。
@排水溝の右側⇒排水溝を跨ぐ(ニアレストポイントを考慮した場合)
A排水溝の左側⇒排水溝を跨がない(完全救済を考慮した場合)
宜しくお願いします。

黒メダカさん

回答
ご質問ありがとうございます!
ニアレストポイントは、障害を避けることができ、ホールに近づかず、元の球の場所に最も近い場所ですので、ご質問のケースのように排水溝の右側に球があれば、ニアレストポイントが右側となり、ニアレストポイントとスタンスの間に排水溝が存在する状態になることもありえます。スタンスと球の間に排水溝があり、視覚的に気になる状態だとしても、それだけでは障害が生じていることにはならないため、「障害を避けている場所」という意味での『定義:ニアレストポイント』の要件を満たしているからです。
ニアレストポイントが排水溝の右側になったとしても、そこから1クラブレングスのドロップ範囲は排水溝を横切って測った範囲も含まれますので、排水溝の左側にドロップして最終的に球とスタンスの間に排水溝が存在しない状態からプレーすることは可能です。

Mr.golfbaka